ダレカモ
怪我などをしてしまった時に使われる言葉に
「全治○日」や「完治」と言った言葉がありますよね
文字だけ見ると「全て治る」と「完全に治る」で同じ意味のような気もしますが
実はちゃんと違いがあるんですよ
今回はそんな「全治」と「完治」のお話です。

 

全治は「全て治る」では無い

全治はその文字から 全て治って元通りになるようなイメージですが
実はそうではなく、多くの場合は「治療を要する期間」を指す事が多いのです。
足の骨折を例に挙げると、足を骨折をして全治2か月と診断されたとしす。
この場合、2か月は医師の診察・治療を受ける必要があり、
その間、骨折した方の足は使えなくなります。
骨折した方の足は2か月も使わないと筋肉も細くなりだいぶ弱くなってしまいます。
その為、歩く練習や筋肉を取り戻す為リハビリを行う事になるのですが
全治にはこのリハビリ期間は含まれていないのです。

 

完治とは以前と同じ状態になること

上記で「全治にはハビリ期間は含まれない」とお話ししましたが
逆に完治はこのリハビリ期間も含めて以前と同じ状態になるとこころまでを指します。
「以前と同じ状態になるとこころ」と言いましたが
これはあくまで日常生活を基準にした場合です、

アスリートなどになってくると少し事情が変わります。
アスリートは激しく運動しいますので
完治したと言われても以前のようなに動けるとは限りません。

また、全治の場合と違って完治○ヶ月という言い方をしないのも特徴です。

結論

ものすごく簡単にいってしまうと
全治はケガのみが治ること、完治はケガも含めす完全にケガ以前の状態にまで治ることなのかです。
ただ最近ではやはり誤解を招きやすいということから
医師によっては全治とはせずに「○日間の加療を要する」と表現する事も増えているようです。

 

ちなみに・・・・

一般的にはあまりなじみが無いかもしれませんが全治と完治の他に
寛解(かんかい)という言葉があります。
こちらは病気などが一時的に軽くなったり、症状が無くなったりした状態を表す言葉で
このままずっと症状が出ない可能性もあるし何かをきっかけに再発するかもしれない場合に使われます。